シャインマスカットがお高い理由はなに?少しでもお得に楽しむ方法!
「シャインマスカットって美味しいけど高いよね…」、誰しも持っているイメージです。
夏場になると店頭に並ぶシャインマスカット、甘くてジューシーで大人も子どもも大好きです。
ただ、1房4,000円や5,000円もする高級品なだけに、ちょっと手は出しずらいでもの。
お中元などで贈り物として、シャインマスカットをいただくとテンションが上がりますよね。
では、なぜシャインマスカットはお高いのでしょうか?
シャインマスカットをお得に楽しむ方法はないのでしょうか?
今回は、シャインマスカットがお高い理由について、お得に楽しむ方法についてご紹介します。
シャインマスカットの相場についても触れていますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
シャインマスカットの相場っていくらくらいなの?
シャインマスカットが本当に高いのかと言われると、相場が分からないと判断のしようがありません。
そこで、まずはシャインマスカットの相場についてスーパーと百貨店を例にご紹介しましょう。
シャインマスカットの相場(スーパー編)
夏場になると、スーパーの店頭にも家庭用にシャインマスカットが並びます。
リンゴや梨などよく見かけるフルーツの隣、箱に入ったシャインマスカットが。
やっぱり他のフルーツとはちょっと違う高級感が漂っていますよね。
スーパーなだけにシャインマスカットの相場は1房2,000円〜3,000円ほど。
スーパーは大衆向けの空間なので、シャインマスカットとしてはお買い得です。
ただ、1房400g〜500gほどと、百貨店に比べると少し小ぶりな印象を受けます。
シャインマスカットの相場(百貨店編)
スーパーと同様に、百貨店も夏場になるとシャインマスカットを並べています。
ただ、スーパーとは異なり、百貨店のシャインマスカットは主に”贈呈用”として。
よりしっかりとした箱にシャインマスカットが1,2房、1房600g〜700gと大ぶりです。
百貨店(贈呈用)なだけに、シャインマスカットの相場は4,000円〜6,000円ほど。
より高級志向の百貨店になると、1房10,000円以上するものもあります。
ただ、大きさや見た目がいいだけで、味に関してはスーパーと大差はありませんよ。
シャインマスカットが高い理由ってなんなの?
スーパーでさえ1房2,000円以上(400g)と、シャインマスカットはやはりお高いもの。
では、どのような理由からシャインマスカットはお高いものとして販売されているのでしょうか?
”ぶどうの女王”と呼ばれるほどのブランド力
シャインマスカットはぶどう品種の中でも”ぶどうの女王”とまで呼ばれています。
というのも、シャインマスカットは風味が”マスカット・オブ・アレキサンドリア”に似ている品種。
糖度が15度以上と高い上に、爽やかなマスカット香はぶどう品種の最高クラスです。
当然、味や香り、品質の良いものほどブランド化されお高くなります。
シャインマスカットがお高い理由としては、”ぶどうの女王”としてのブランド力なのです。
需要に対して供給が追いつていない
シャインマスカットは甘みが強い上に、さっぱりとした味わいで大人から子どもまで大人気です。
フルーツに限らず、すべての物品は需要と供給のバランスによって価格が決まっています。
例えば、需要が大きいのにも関わらず、供給量が足りていないと価格は高くなるのです。
実は、シャインマスカットは2006年に品種として登録されたまだ若いぶどうです。
若いぶどうということは生産者も少ないということ、生産力としてもまだ弱いということです。
つまり、需要に対して”供給が足りていない”ことも、シャインマスカットがお高い理由と言えます。
夏場の期間限定でしか食べられない
需要と供給のバランスもそうですが、シャインマスカットのようなぶどう品種は秋口の食べ物です。
シャインマスカットに関しては、”早生種”と呼ばれる通常よりも1,2カ月ほど早くに熟する品種。
その為、7月下旬から9月下旬と、ぶどう品種としては早めの夏場には店頭に並んでいます。
不思議なもので、日本人は「限定商品!」「季節限定!」というものに弱い傾向が。
シャインマスカットのように「夏場限定!」のものほど注目され、値段も高くなる訳です。
シャインマスカットがお高い理由としては、”季節ものだから”というのも挙げられるでしょう。
シャインマスカットをお得に楽しめる方法は?
シャインマスカットはスーパーで買っても、百貨店で買ってもお高いものであるのは確かです。
では、シャインマスカットをなんとかスーパーや百貨店よりもお得に楽しむ方法はないのでしょうか?
”旬”の時期を狙って
シャインマスカットのようなフルーツは、”旬”なものほど価格が下がる傾向にあります。
というのも、フルーツは旬なものほど栽培しやすく、出荷量も増えるため。
シャインマスカットも8月中旬から9月上旬と、旬になるほど価格は下がります。
事実、2017年9月、東京都中央卸売市場での取引価格は1,575円/kg。
2017年6月の取引価格は5,303円/kgと、3分の1以下にまで下がっています。
スーパーや百貨店で買うのだとしても、8月下旬や9月上旬を狙うのがいいでしょう。
農家の直売所で
シャインマスカットに限らず、すべての農作物は市場を通して店頭に出荷されます。
例えば、農家から市場、市場から小売業者、小売業者から店頭といったように。
消費者の手元に届くまでに、多くの業者を経由すれば価格は上がります。
反対に、業者を経由さえしなければ、ほぼ原価のままシャインマスカットが買えるのです。
シャインマスカットを生産している農場の前には、およそ”直売所”が設けられています。
他の業者を一切経由していないので、相場の半値以下で買えることもありますよ。
農家の”ネット販売”も
直売所がもっともお得と言えますが、近くに農場がないと成立しない方法です。
実は、最近は農家が個人でサイトを開設し、”ネット販売”をしていることが。
個人でのサイト制作が簡単になり、管理自体も簡単になったことが理由でしょう。
ネット販売も業者を経由していないので、相場の半値以下で買えることがあります。
ただ、ネット販売では振込手数料や送料、代引き手数料などがかかることが。
1房だけだとちょっとお高めになるので、3,4房とまとめて注文するのがおすすめです。
シャインマスカットの価格は少しずつ下がる!
今回は、シャインマスカットがお高い理由について、お得に楽しむ方法についてまとめてみました。
シャインマスカットをスーパーで買おうとすると1房2,000円〜3,000円。
百貨店の贈呈用だと1房4,000円〜6,000円、高級志向なものだと10,000円以上することも。
シャインマスカットがお高い理由としては大きく3つ。
- ”ぶどうの女王”と呼ばれるほどのブランド力
- 需要に対して供給が追いつていない
- 夏場の期間限定でしか食べられない
特に、シャインマスカットは若い品種なので、まだ需要に供給が追いついていないのです。
シャインマスカットの生産能力が高まれば、今よもお得に楽しめるのは間違いないでしょう。
ただ、今はお高いものなので、農家の直売所や”ネット販売”を利用するのがおすすめです。
ちなみに、井上巨峰園ではシャインマスカットのネット販売を行っています。
非常にお買い得なので、ぜひご利用ください。
2018年3月31日
カテゴリー: シャインマスカット